ニコンF6、F5、F100撮影データ埋込機能の使い方
ニコン(株)のフィルムカメラ"F6"、"F5"、"F100"より取得した撮影記録データ(CSVファイル)をEXIFとしてJPEGへ埋め込みます。
データの取得にはこれまたニコン製の"データリーダMV-1"が必要です。

※F5、F100に関しては撮影記録データの全種類が手元に無い為、"データリーダMV-1"の取扱説明書を参考に実装しています。誤りがあればお知らせ下さい。
機能一覧 用途
  1件処理 1本のフィルムから数コマしかスキャンしないひとむけの機能です。
1ファイル毎に撮影情報を付加します。
  バッチ処理 フィルム1本分スキャンする人向けの機能で、一括して埋め込み処理を実行します。
撮影データはJPEGファイル名のソート順に従い適用されます。つまり、ファイル名の最も小さいJPEGに1コマ目のデータが埋め込まれ、2番目のJPEGに2コマ目の撮影データが埋め込まれ、...となります。

以下の説明ではF6の詳細データを例に説明しています。
F6,F5,F100撮影データ埋込
1件毎処理(Nikon F6より取り出した撮影データの1コマ分データを選択してJpegへ埋め込み)
1.F6Exif起動して、撮影情報を埋め込むJPEGを表示します。

2.メニューの「編集」-「撮影データ埋込」をクリック
右図の画面が表示されます。

3.基本情報を入力
@にメーカー名を、Aにカメラ名を入力します。
右図はNikon F6の情報を入力した例です。

4.撮影データファイル選択(※1)
Bのリストでカメラより取得した撮影データ種別を選択します。(この例ではF6の詳細データを使用)
Nikon F6より取得した撮影データのファイルをCの参照ボタンを使い選択します。
撮影データファイルを選択するとDのコマ番号の選択が可能になります。

5.コマデータ選択
Dのリストボックスより埋め込みたいフィルムコマ番号を選択します。
コマ番号を選択すると簡単な撮影データが表示されます。

6.更新
EのOKボタンを押下すると保存ファイル名確認ダイアログが表示されます。
適切なファイル名を指定してOKボタンを押下して下さい。撮影データがExifとしてJpegファイルへ埋め込まれます。

バッチ処理(Nikon F6より取り出した撮影データを一括してJpegへ埋め込み)
フィルム1本分をスキャンする人向けの機能です。
撮影データファイルに記録されているコマ数と同数のJPEGファイルが必要になります。
撮影データはJPEGファイル名のソート順に従い適用されます。つまり、ファイル名の最も小さいJPEGに1コマ目のデータが埋め込まれ、2番目のJPEGに2コマ目の撮影データが埋め込まれ、...となります。
ファイルは常に上書きされます。必要に応じてバックアップをとって下さい。

1.F6Exifをダブルクリックして起動

2.メニューの「ツール」-「撮影データ埋込」をクリック
右図の画面が表示されます。

3.基本情報を入力
@にメーカー名を、Aにカメラ名を入力します。
右図はNikon F6の情報を入力した例です。

4. オプションを設定します。
Bカメラより取得した撮影データの種別を選択します。
Cのチェックボックスは通常OFFでよいです。
Exif情報を更新した場合、更新したソフトウエアの名称(この場合は"F6 Exif")がExif内に記されます。
このチェックをONにすることで、ソフトウエア名称の更新を抑制することが出来ます。

5.撮影データファイル選択(※1)
ニコンF6より取得した撮影データのファイルをDの参照ボタンを使い選択します。

6.Jpegフォルダ選択
JPEGの保存されているフォルダをE参照ボタンを使い選択します。
ここで指定するフォルダには更新対象のJPEG以外は保存しないで下さい。(Dで指定した撮影データファイルの件数とJPEGファイル数は一致する必要があります。)


6.更新ボタンを押下すると更新が始まり、数十秒で処理が完了します。


※バッチ処理ではファイルの上書き保存となります。更新前には必ず、JPEGファイルのバックアップをとっておいて下さい。
Nikon F6+データリーダMV-1で取得出来るCSVファイルのサンプルをここにおいておきます。




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