EXIFエクスプローラ機能の使い方
撮影情報(EXIF情報)を条件にして写真(JPEG)を振り分けて表示します。
例えば焦点距離、ISO感度、日付、絞り値、カメラ名称、レンズ名称などを条件に画像の分類表示が可能です。
画面上で振分けた結果を確認出来る為、EXIF情報をファイル出力して確認する手間がありません。
振り分けられたファイル数も簡単に確認できます。(各フォルダの括弧内の数字)

指定フォルダ(サブフォルダも対象)にある全てのJPEGを対象として画面上に仮想フォルダを作成します。
複数の振り分け条件を指定した場合、仮想フォルダが階層的に表示されます。
この仮想フォルダ構成を実フォルダとして反映することも可能です。

EXIF情報のいずれも振り分け条件に設定できます。画像整理・管理にもどうぞ!
 
右の例では第一キーに"カメラ名称"、第二キーに"レンズ名称"を指定して分類表示しています。
例えば、NIKON F6で撮影した写真は計4枚で、内訳として24-120mmレンズでの撮影が1枚、60mmレンズでの撮影が3枚となっています。
 
メイン画面のメニュー「ツール」−「EXIFエクスプローラ」を選択する事で起動します。 
この画面からEXIFの閲覧/編集画面や、画像閲覧画面を簡単に呼び出すことができます。

こちらのページ.で画像振り分け例を幾つか紹介しています。
『F6 Exif』のダウンロードはここから
手順
T.メニューの「設定」 − 「フィルタリング設定」を選択
@のリストボックスより分類したい要素を最大3つ選択します。
 ( 右の例は カメラ名とレンズを選択しています。 )

A決定ボタンを押下して戻ります。

U.メニューの「設定」 − 「動作設定」を選択
@でサムネイル画像の表示サイズを選択します。
A画像ファイルにサムネイルデータが無い場合、主画像よりサムネイルを生成します。
 但し、サムネイルデータの無いファイルが多い場合、処理が遅くなります。
Bメーカーノート内にサムネイル画像を含む場合に優先して使用します。若干綺麗になりますが、処理が遅くなります。(ニコン製デジカメで撮影した画像のみ有効。)

Cサムネイル画像をダブルクリックしたときの動作を選択します。
 選択肢は、「画像表示」、「EXIF表示」、「ファイルに関連づけられたアプリケーション起動」です
Dサムネイル画像を選択した場合に、撮影データ(露出時間、F値、ISO感度、フラッシュの使用状況など)を表示するかを選択します。

E日付項目を分類に使用する場合に、年月日時分秒のどこまでを使用するかを選択します。
F焦点距離で分類する場合に、1の位を切り捨てるかを選択します。選択すると、「0〜9、10〜19、20〜29...」と10mm毎に分類されます。
Gこれを選択するとTのフィルタリング設定画面が詳細になり、EXIF仕様で規定される全ての項目をキーとして選択可能になります。

V.メニューの「ファイル」−「開く」を選択
フォルダの参照ダイアログが表示されるので、JPEGの保存されているフォルダを指定します。
指定フォルダ以下に保存されている全てのJPEGファイルが振り分け対象となります。
次回からは、EXIFエクスプローラ画面を起動すると前回の条件で自動的に検索及びEXIF解析が実行されます。

<<補足>>
フィルタリング設定で設定可能な項目の幾つかは(レンズなど)、メーカーノートと呼ばれる領域に保存されている情報です。これらを選択した場合『F6 Exif』がサポートしないメーカーノートは”その他”に分類されます。

※補足の補足・・・メーカーノート情報はカメラメーカー純正以外の現像ソフトで編集すると情報が失われる場合があります。その様な場合にも”その他”に分類されます。
EXIF対応している現像ソフトであってもメーカーノートは削除、もしくは上書きされてしまうようです。
 



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