ANTのインストール
antをインストールします。
antとは、java版のmakeみたいなものらしいです。

インストールの流れは次のようになります。
作業は全てrootで行います。
  1. ダウンロード
  2. インストール
  3. 環境設定
  1. ダウンロード
    JavaSDKの時と同様でFTPダウンロードしたかったのだけど、HTTPしかなさそうなので
    X上のブラウザを使ってダウンロードしました。
    ダウンロードはhttp://www.apache.org/dist/ant/source/からダウンロードしました。
    /usr/local/srcにダウンロードファイルが存在していることを前提に話を進めます。
  2. インストール
    コンパイルする前に環境変数ANT_HOMEにインストールディレクトリを指定しておきます。
    また、JAVAを利用している為、JAVA_HOMEとJAVA_HOME/binにパスが通っている必要があります。
    既に環境変数で設定されている人は何もしなくてよいです。
    [root src]# tar -zxvf jakarta-ant-1.5.1-src.tar.gz
    [root src]# cd jakarta-ant-1.5.1/
    ビルドする前に環境変数をセットします。
    [    root jakarta-ant-1.5.1]# export JAVA_HOME=/usr/local/j2sdk
    [root jakarta-ant-1.5.1]# export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
    [root jakarta-ant-1.5.1]# export ANT_HOME=/usr/local/ant-1.5.1     <-- インストール先
    [root jakarta-ant-1.5.1]# ./build.sh
    [root jakarta-ant-1.5.1]# ./build.sh install
    [root jakarta-ant-1.5.1]# cd /usr/local
    [    root local]# ln -s ant-1.5.1 ant

  3. 環境変数の設定
    最後に環境変数の設定です。
    ANTを使用するユーザーの~/.bashrcを変更するか、全ユーザーで使用するなら/etc/bashrcに次の２行を追加します。
    export ANT_HOME=/usr/local/ant
    export PATH=$PATH:$ANT_HOME/bin
以上でおしまい。

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