インストール編
Turbo Linux 8 Serverをインストールします。
TurboLinuxのインストーラが準備出来ていない場合は、Turbo Linux 8 Server インストールCD作成を参照下さい。

※注意
ここではTurbo Linux 8 Server インストールCD作成で紹介した手順で作成したCD-Rを基にインストールしているため、販売されているCDとは「インストールタイプの選択」において差異があります。それ以外は同じだと思っています。

ノートPCへインストールする方は、インストール(ノートPC編)を参照下さい。

インストールの流れは次のようになります。
  1. 起動
  2. 言語選択(Choose a Language)
  3. インストールクラス選択
  4. キーボード設定
  5. マウス設定
  6. インストール先設定
  7. ブートローダー設定
  8. ネットワーク設定
  9. 時間帯設定
  10. アカウント設定
  11. インストールタイプ選択
  12. モニタの設定
  13. Xの設定
  14. インストールの準備ができました。
  15. 追加パッケージのインストール
  16. セキュリティーレベル
  17. ブートディスクを作成する
  18. インストールが完了しました。

  1. 起動
    起動ディスクとCD-Rの1枚目をセットしてPC起動
    turbolinuxの起動画面が表示されたらEnterキーでインストールを開始
    こんな感じで起動します。
    Loading initrd.img ...
    Loading ......
  2. 言語選択(Choose a Language)
    「Japanese」を選択してEnterキーを押下。
    "インストーラの次のステージをロード中です"が表示されますのでしばらく待ちましょう。
  3. インストールクラス選択
    「標準インストール」を選択して次へ
  4. キーボード設定
    基本設定で「日本語 106/109キーボード」を設定します。
    オプションはいじりません。
  5. マウス設定
    基本設定で自分自身のマウスにあった設定を選択します。
    おそらく、インストーラーが正しいものを選択してくれるので何も変更する必要は無いかも。
    僕の環境ではPS/2マウス を選択し、ホイールマウスを選択。
    オプション設定では、メーカー名からマウスの種類を選択できますが、通常は、基本設定画面で設定できてしまうのでここでは必要何もしません。
  6. インストール先設定
    「TFDisk」を選択して次へ

    僕は、下の表の通り、パーティションを作成しました。
    パーティションのサイズは僕の環境下での話です。ハードディスクが大きい場合、小さい場合などにはサイズを適当に割り当てて下さい。
  7. ブートローダー設定
    「ブートディスクを作成する。」、「ブートローダーをインストールする」にチェックを付けます。GRUBをインストールする場所はほとんどの場合/dev/hdaです。
    LinuxをFDDから起動ディスクで起動したい場合は「ブートローダーをインストールする」にはチェックをつけません。

    詳細設定画面は特になにもしなくてよいです。ちなみにこのようになっています。
    ・LBA32モードを使用するにチェック
    ・GRUBのブートにrootパスワードを使用するにチェック。 これはどっちでもよいです?
  8. ネットワーク設定
    ADSLルーターなどでDHCPサーバーが動いている場合には、DHCPを使用して設定するにしておいたほうが楽チンでしょう。
    起動時にアクティブにするにチェックをします。
    DHCPを使わない場合にはIPアドレス等を環境に合わせて入力します。(以下設定例)
  9. 時間帯設定
    タイムゾーンは大抵の場合そのままで正しいはずです。
    タイムゾーンがAsia/Tokyoを選択します。
    タイムサーバーは使用しても、しなくてもどっちでもいいです。使用した場合、PCの時間を自動的に合わせてくれます。
    タイムサーバーを使用したい場合には以下の通り設定します。
    「タイムサーバーを使用する」にチェック
    「NTPを使用する」
    時間を設定する間隔は「システム起動時のみ」を選択しましたが、常時起動する場合は他を選択すべきです。
    タイムサーバーは ntp1.jst.mfeed.ad.jp などのホストを指定すればよいです。
  10. アカウント設定
    簡易設定画面ではrootのパスワードを指定します。
    ユーザー作成は後でできるのでここで行う必要はないでしょう。
    また、認証ではMD5パスワードを有効にするとシャドウパスワードを有効にするにチェックを入れます。
  11. インストールタイプ
    標準選択より自分の用途にあったものを指定します。
    カスタム画面では標準選択で選択したパッケージより、追加、削除することが可能です。
    ハードディスクに余裕があり、よく分からない場合は「すべて」を選択してもよいと思います。

    ウインドウマネージャについては、以下のものがあります。
    GNOMEを使用する場合は、カスタム設定画面でGNOMEのgnome-coreをチェックします。
    KDEを使用する場合は、カスタム設定画面でKDE共通のkdebaseをチェックします。
    xFceを使用する場合は、カスタム設定画面でKDE共通のXFCEをチェックします。
    よく分からない場合は、すべて入れておいて、後で全部試してみるとよいでしょう。

    後で、各種ツールのソースコードをダウンロードしコンパイルを考えている人はカスタム設定画面で開発ツールもインストールしておいてください。

    各種設定画面は特に設定することはないと思いますが、DUAL CPUの人などは、SMPカーネルになっていることを確認します。
  12. モニタの設定
    適当なモニタが設定されているので特に何もしないで次へ進みます。
  13. Xの設定
    ビデオカードはほぼ自動で検索されるので問題ないでしょう。間違っていたら正しいものを選択しましょう。
    カラー、サイズを設定し(デフォルトのままでも問題ないです。)テストしてみましょう。

    グラフィカルログインの使用はお好みです。デスクトップで使用するなら、チェックすべきでしょうが、
    サーバー用途ならチェックははずしておいたほうがよいでしょう。
    ウインドウマネージャは好きなものを選びますが、KDEがお勧めです。
  14. 設定の確認
    次ボタンを押下します。
    これ以降、中断できません、続行しますかといった旨のメッセージが出るのでOKボタンを押下します。
  15. 追加パッケージのインストール
    特になにも無いはずなので、スキップするにチェックをいれ次へボタンを押下します。
    カスタム設定では、起動するサービスを選択します。
  16. セキュリティーレベル
    サーバー用途ならば高レベルをデスクトップマシンとするなら中レベルくらいでしょうか?
  17. ブートディスクを作成する
    とりあえず作っておきましょう。
    特に無くても平気です。
  18. インストール完了
    完了ボタンを押下すると、CDがでてきます。
    Enterキーで再起動です。

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