インストールCD作成(TurboLinux 8 Server)

<2003年11月13日 追記>
TurboLinuxのFTPサーバーをみるとcomps,hdlistなどのファイルが存在している。
当初このページを作成したときはこれらのファイルが無い為にすごく苦労したのにな〜。
そんなわけで、手順の2.compsファイル作成、と3.hdlistの作成は不要になります。無視してください。
最後に、TurboLinuxのFTPサーバーよりダウンロードしたcomps,hdlist利用した場合、7.準備したファイルの
分割用バッチファイルは使えないです。各自で作成して下さい。
でも、いつから存在していたのかな〜?なぜ今更サーバーにアップしたのだろ?方針が変わったのか?
<2003年11月15日 追記>
FTPサーバーよりダウンロードして、実際にインストールCDを作成しようと思ったのだが、/turbo/base
ディレクトリ以下にあったnetstg1.img、netstg2.img、stage2.imgが無くなっている。
以前はあったのだが、これがないとインストールが出来ないよ〜。
仕方ないので、TurboLinux7Serverのそれらで代用します。
CDの作成方法は本ページでなく、インストールCD作成(Turbo Linux 8 Server) 新 を参考にして下さい。
このページの方法では作成出来ません。

でも、以前は存在してたnetstg1.img、netstg2.img、stage2.imgファイルと今回のcomps、hdlist、hdlist.gzがあれば
完璧なインストールCDが出来るよね。

ターボリナックス 8 サーバー のインストールの準備を行います。
インストールCD作成(Turbo Linux 7 Server)に比べると手間がかかるようになっています。
手順はこんな感じです。
<Linux環境がない方、手っ取り早くインストールCDを作成したい方は1,4,5だけ読んでください。>
  1. ダウンロード
  2. compsファイル作成
  3. hdlistの作成
  4. CD-Rに焼く
  5. 起動ディスクの作成
  6. ブータブルCDの作成
  7. 準備したファイル
  1. ダウンロード
    まずは、TurboLinuxをダウンロード!
    TurboLinuxのFTPサイトで以下の(↓)ディレクトリ以下を全てをダウンロードします。
    ftp://ftp.turbolinux.co.jp/pub/TurboLinux/TurboLinux/ia32/Server/8/install
    ftpツールを使う場合はanonymousでログインします。
    全部で900Mバイト強あります。
  2. compsファイル作成
    compsファイルの説明ですが、パッケージグループ、インストールタイプの定義を行ったり、複数に分かれたCDの何枚目にどのパッケージがあるかを指定します。次章で説明するhdlistでは、パッケージの依存関係を指定します。

    しかしながら、TurboLinux 8より、compsファイルとhdlistファイルがFTPサイトにUPされていません。
    この為、ダウンロードしたパッケージをCD-Rに焼いてもインストーラとして使うことができないのです。従いましてcompsファイルとhdlistは自作する必要があります。

    まずはcompsファイルの作成ですが、非常に手間暇がかかりました。
    私は、TurboLinux 7 Serverのcompsファイルを基に作成したのですが、数時間かかってしまいました。そもそも、すべてのパッケージが何をするものかわからずにパッケージをグループ化するのは大変で、途中で半ばあきらめ、最後には適当なグループに振り分けています。
    TurboLinux7のcompsファイルを基にしており、新しいグループなどは作っていないので、振り分ける適当なグループがなくても適当に振り分けてます。例えば、ウインドウマネージャのxFceをKDE共通グループに入れたりしてます。

    私が作成したcompsファイルを準備したファイルに置いておくので使ってください。
    気に入らない方は、これを基に、いろいろ手直ししてください。
  3. hdlistの作成
    hdlistは各パッケージの依存関係を定義したファイルです。

    このファイルは、genhdlistによって作成します。その為、Linuxの動いているマシンが必要です。
    インストールされていない場合は以下の手順でインストールして下さい。
    genhdlistはzabomというパッケージに入っています。
    [root /tmp]# rpm -Uvh zabom-1.8.23-winter2002.i586.rpm
    [
    root /tmp]# rpm -ivh zabom-devel-1.8.23-winter2002.i586.rpm

    準備ができたら、/tmpディレクトリ以下に、次のようなディレクトリを作成し、comps、パッケージファイル群を配置します。
    /tmp
        |-turbo
            |-base  ・・・ compsファイルを配置します。
            |-RPMS ・・・ rpmパッケージすべてを配置

    準備ができたらgenhdlistを起動します。
    [root /tmp]# genhdlist
    @Welcom画面が表示されたら、Install treeボタンを押下します。
    APlease entry install tree path.とパスを求められますので、/tmp/turboを入力します。
      OKボタンを押下するとパッケージ情報が読み込まれます。
    BCreate hdlistを選択し、OKボタンを押下することでhdlist、hdlist.gzが作成されます。
    以上の操作で、/tmp/turbo/baseディレクトリにhdlist、hdlist.gzファイルが作成されます。
    私の環境で作成したhdlist、hdlist.gzファイルを準備したファイルに置いておきます。
  4. CD-Rに焼く
     4.CD-Rに焼く、5.起動ディスクの作成で紹介する手順は、Windows環境での作成方法です。この方法だと、ブータブルCDにはなりませんが、Linux環境が無い方に向いています。Linux環境があり、且つブータブルCDを作成したい方は6.ブータブルCDの作成を読んでください。

     次にダウンロードしたファイルをCD-Rに焼きます。CD-R2枚用意して下さい。
    /turbo/RPMSディレクトリ以下のファイルをcompsファイルの定義に従い、CDの1枚目、2枚目に分割します。 分割用バッチファイルを準備したファイルに置いておくので使って下さい。
    3,4で作成した、comps, hdlist, hdlist.gzファイル(私が作成したファイルを準備したファイルにも置いておきます、自作が面倒な方は使ってください。)は1枚目、2枚目のCD-Rの/turbo/baseディレクトリに必ず配置します。

    2枚のCDイメージは次のようになります。
    ここまで準備が出来たらCD-Rに焼いて下さい。
    1枚目
      |-dosutils     ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容です。
      |-LICENSE     ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容です。
      |-packageslist  ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容です。
      |-turbo
        |-base      ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容に加え、comps,hdlist,hdlist.gzを追加します。(自作したものでも、私が準備したファイル(準備したファイル)のどちらでも可。)
        |-RPMS    ・・・  分割用バッチファイルで分割した1枚目用パッケージファイルのみを配置します。

    2枚目
      |-turbo
        |-base      ・・・ 1枚目のCD-Rと同じです。
        |-RPMS    ・・・  分割用バッチファイルで分割した2枚目用パッケージファイルのみを配置します。

  5. 起動ディスクの作成
    インストール用の起動ディスクを作成します。
    FTPサイトにはブートイメージもないと思っていたら、updatesディレクトリに置いてありました。
    以下のサイトより最新のブートイメージをダウンロードします。
    ftp://ftp.turbolinux.co.jp/pub/TurboLinux/TurboLinux/ia32/Server/8/updates/images/misc
    私がダウンロードした時は、boot-03031701.tl8s.imgが最新でした。

    ・Linuxで書き込む場合
    [root /tmp]# dd if=boot-03031701.tl8s.img of=/dev/fd0

    ・Windowsの場合
    まず、ダウンロードしたファイルはboot.imgと名前を変更して下さい。
    ダウンロードしたイメージをフロッピーに書くためのツールは1枚目のCD-Rにあるので、DOSプロンプトで以下の通り、実行します。
    C:\>F: <- 私の環境ではFドライブがCD-ROM!
    F:\>cd \dosutils
    F:\dosutils>rawrite
    Enter disk image source file name: c:\temp\boot.img ← ダウンロードしたファイルを指定
    Enter target diskette drive: a ← フロッピードライブを指定
    Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- : エンターキーで起動ディスク作成開始

    ”4.CC-Rに焼く”で作成したCD-Rと、この章で作成したFDを挿入してPCを起動する事でターボリナックスのインストーラーが起動します。
  6. ブータブルCDの作成
    以下の手順によりBootable CDを作成します。CD-Rは2枚必要です。
    まず、CDに焼き付けるイメージを格納するディレクトリを二つ作成します。
    [root /tmp]# mkdir -p /tmp/cdrom1 /tmp/cdrom2

    /tmp/cdrom1に 1.ダウンロードでダウンロードしたファイルすべてを配置します。

    /tmp/cdrom2にturbo/base,turbo/RPMSディレクトリを作成します。
    [root /tmp]# mkdir -p /tmp/cdrom2/turbo/RPMS /tmp/cdrom2/turbo/base

    2.compsファイルの作成3.hdlist作成で作成したcomps, hdlist, hdlist.gzは、CD-ROMの1枚目、2枚目の両方で必要になるので、/tmp/cdrom1/turbo/base, /tmp/cdrom2/turbo/baseの2カ所へコピーします。
    作成が面倒な方は、準備したファイルに置いてあります。

    genhdlistにて2枚目のCD-Rに焼くパッケージを/tmp/cdrom1/turbo/RPMSから/tmp/cdrom2/turbo/RPMSディレクトリへ移動します。
      (あらかじめ、移動するパッケージファイルが分かっていればgendhlistを使わなくても可能です。)
    [root /tmp]# genhdlist
     @  Install treeを押下し、/tmp/cdrom1/turboを入力しOKボタンを押下。
     A  Create cdromを選択し、OKボタンを押下。warningが出力されてもとりあえず、Continueボタン押下。
     B  移動先パスとして、/tmp/cdrom2/turboを入力し、OKボタンを押下。
     C  ファイル移動の確認では、Continueボタンを押下し続行する。

    ブートイメージをcdrom1ディレクトリ以下に配置します。
    ここでは、/tmp/cdrom1/imageディレクトリを作成し、そこへブートイメージを配置します。
    ブートイメージの取得先は5.起動ディスク作成を参照して下さい。現時点ではboot-03031701.tl8s.imgが最新でした。
    [root /tmp]# mkdir -p /tmp/cdrom1/image
    [
    root /tmp]# cd /tmp/cdrom1/image
    [
    root image]# ftp ftp.turbolinux.co.jp
    ftp> cd /pub/TurboLinux/TurboLinux/ia32/Server/8/updates/images/misc
    ftp> get boot-03031701.tl8s.img
    ftp> quit
    [
    root image]# cd /tmp

    ここまでで、CD-ROMディレクトリの内容は以下の通りになっているはずです。
    1枚目(/tmp/cdrom1)
      |-dosutils     ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容です。
      |-LICENSE     ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容です。
      |-packageslist  ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容です。
      |-image           ・・・ ブートイメージ(boot-03031701.tl8s.img)を配置します。
      |-turbo
        |-base      ・・・ FTPサイトよりダウンロードした内容に加え、comps,hdlist,hdlist.gzを追加します。
        |-RPMS    ・・・  FTPサイトよりダウンロードした内容を配置。(genhdlistにより一部は/tmp/cdrom2/turbo/RPMSへ移動しています。)

    2枚目(/tmp/cdrom2)
      |-turbo
        |-base      ・・・ 1枚目のCD-Rと同じです。
        |-RPMS    ・・・  genhdlistにより移動されたファイルが存在します。

    CD-Rの一枚目のisoイメージを作成します。
    [root /tmp]# mkisofs -V TLS8_1OF2 -v -b image/boot-03031701.tl8s.img -c boot.catalog -J -r -o cdrom1.iso /tmp/cdrom1
    参考までに、パラメータの説明です。
    -V ボリュームID。WindowsでCD-ROMの名前として表示されます。(省略可)
    -b ブートイメージを指定します。 (ブータブルCDでは省略不可)
    -c 出力されるブートカタログファイル名を指定します。(ブータブルCDでは省略不可)
    -J Joriet準拠 ()
    -o  出力ファイル名 
    また、よくある過ちとして、以下の様なメッセージが表示される場合があります。
    [root /tmp]# mkisofs -V TLS8_1OF2 -v -b /tmp/cdrom1/image/boot-03031701.tl8s.img -c boot.catalog -J -r -o cdrom1.iso /tmp/cdrom1
    mkisofs: Uh oh, I cant find the boot image '/tmp/cdrom1/image/boot-03031701.tl8s.img' !
    これは、ブートイメージの指定方法に誤りがあります。-bで示すファイルは作成イメージ(ここでは/tmp/cdrom1)以下に存在する必要があり、cdromイメージの相対パスで指定します。言い換えれば、/tmp/cdrom1ディレクトリ以下のどのファイルがbootイメージかを、/tmp/cdrom1からの相対パスで指定します。

    CD-Rの2枚目のisoイメージを作成します。
    [root /tmp]# mkisofs -V TLS8_2OF2 -v -J -r -o cdrom2.iso /tmp/cdrom2

  7. 準備したファイル
    tls8-cd.lzh  ・・・ comps, hdlist, hdlist.gzファイルです。/turbo/baseディレクトリに配置して下さい。
    分割用バッチファイル・・・ 1枚目、2枚目のCD-Rに焼くパッケージを分けます。/turbo/RPMSディレクトリにコピーし実行すると、cdrom1(1枚目用)、cdrom2(2枚目用)ディレクトリが作成されそれぞれにファイルが移動されます。CD-Rに焼く際には対象のディレクトリにあるパッケージファイルのみを/turbo/RPMSに移動してください。

    ※ここで、用意しているhdlistはinstall/turbo/RPMSの内容から作成している為、updatesのRPMSに置き換えた場合には作成し直す必要があります。
これでインストールの準備は完了です。
次は実際にインストールします!

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