IBM ThinkPad X24でTurbolinuxを使う。

今回、新しくノートパソコンを入手したので、これにTurbolinux 8 Serverを導入します。
また、導入するPCにはWindowsXPがインストールされているので、共存させます。
ThinkPadX24の環境ですがUrtraBase X2を持っていますが、FDのみしかなく、CD-ROMは未だ付けてません。
予算に余裕が出来たら買い足す予定。(^^;)

作業の流れは次のようになります。
  1. リカバリ領域のバックアップ
  2. パーティションを切る
  3. WindowsXPのインストール
  4. Linuxのインストール
  5. Linuxでの各種設定
  1. リカバリ領域のバックアップを取る
    ThinkPadを持っている人なら分かると思いますが、HDDのリカバリイメージを持ち起動時にF11を押す事でいつでもリカバリ可能です。
    パーティションを操作する前に万が一の事に備えてこのリカバリ領域のバックアップは取っておきましょう。
    私の場合、新たに入手したPCなのでWindowsXPの状態を消しても問題になりませんが、そうでない人はWindowsXPのインストールされているパーティションのバックアップを取っておきます。

    ちなみに私は、ThinkPadへ接続できるバックアップ媒体がないので、Norton Ghost 2003を利用してネットワーク越しにバックアップを取りました。Norton Ghost 2003はFD起動で動作し、ネットワーク環境が使えるので便利です。当然、CD-R,DVD-Rなどもサポートしています。
  2. パーティションを切る
    この作業で、データは消えてしまいます。もう一度バックアップを確認しましょう。
    作業前に、一言。
    「この文書の内容について、いかなる責任も負いません。
    この文書に記載されている実例、その他の内容については、完全な自己責任において用いてください。m(_ _)m」

    パーティションを切る際に、パーティションマジックなどのツールを持っている場合はそれを使うと良いかも知れません。私は持っていないので、この様な手順になります...。
    パーティションを切る為に、FDで起動できるlinuxを作成します。
    今回利用したのは HAL91 です。ダウンロードイメージをHPで紹介されている通りFDに書き込めばすぐに利用できます。
    私も、レスキューディスクとして常に、HAL91のFDを用意しています。なかなか便利です。

    まず、手順として、現在のパーティションサイズを取得します。
    ここで、リカバリ領域(パーティション名:IBM_SERVICE)の始点(Start)と終点(End)を記録します。同じX24ならば同じだと思うけど、私のThinkPadX24は3714-3875です。リカバリ領域のパーティションを一度消しますが、後で同じ位置にパーティションを作成するので、おそらくデータは消えないと思う...。

    # fdisk /dev/hda  <-- FDISKの起動
    Command (m for help):p  <-- pと入力する事で一覧が得られます。おそらく、/dev/hda2が目的のパーティションです。
    次にパーティションを全て消します。
    Command (m for help):d  <-- dと入力します。
    Partition number( 1-2):2 <-- 2と入力します。 
    Command (m for help):p  <-- ここで再度一覧を見ると/dev/hda2が消えているはずです。
    同様に/dev/hda1も消します。
    Command (m for help):d  <-- dと入力します。
    Partition number( 1-1):1 <-- 1と入力します。 

    さて、これから新しくパーティションを作成しますが、私の構成は以下の通りです。
    何も同じ構成にする必要はないので、自分に合った構成を考えて下さい。
    Device Boot Start End Blocks Id System 用途
    /dev/hda1 * 1 2220 16783168 7 HPFS/NTFS WindowsXPをインストールします。
    今回16Gバイト(16*1024=16384M)用意しました。
    /dev/hda2 2221 2290 526200 82 Linux swap Linuxで使うスワップ用です。
    512M用意しました。
    /dev/hda3 2291 3713 10757880 5 Extended 拡張パーティションです。
    この中に、論理パーティションの/dev/hda5、/dev/hda6が作成されます。
    /dev/hda4 3714 3875 1224720 1c Hidden Win95 FAT32 (LBA) ThinkPadのリカバリ領域を保存します。
    パーティションを削除する前と同じ場所です。
    /dev/hda5 2291 3576 9722128 83 Linux Turbolinuxをインストールします。"/"ディレクトリにマウントします。
    9.2Gバイト程度割り当てます。
    /dev/hda6 3577 3713 1035688 b Win95 FAT32 Windows XP /Linux で共通に使う領域です。
    何かと便利なので作っています。今回、Linxuのインストールイメージもここに置いてインストールします。
    1Gバイト程度割り当てます。

    WindowsXP をインストールするパーティションの作成
    Command (m for help):n  <-- nと入力します。
    Command action
         e extended
         p parimary partition( 1-4)
        p <-- pと入力します。
    Partition number(1-4):1   <-- 1と入力します。
    First cylinder (1-3876:default 1): <-- 1と入力します。
    Last cylinder or + size or +sizeM or +sizeK ( 1-3876):+16384M  <-- 16Gバイトのサイズを入力します。

    Linuxスワップパーティションの作成
    Command (m for help):n  <-- nと入力します。
    Command action
         e extended
         p parimary partition( 1-4)
        p <-- pと入力します。
    Partition number(1-4):2   <-- 2と入力します。
    First cylinder (2221-3876:default 2221): <-- 2221と入力します。
    Last cylinder or + size or +sizeM or +sizeK ( 2221-3876):+512M  <-- 512Mバイトのサイズを入力します。

    拡張領域パーティションの作成
    Command (m for help):n  <-- nと入力します。
    Command action
         e extended
         p parimary partition( 1-4)
        e <-- eと入力します。
    Partition number(1-4):3   <-- 3と入力します。
    First cylinder (2291-3876:default 2291): <-- 2291と入力します。
    Last cylinder or + size or +sizeM or +sizeK ( 2291-3876):3713  <-- パーティション削除前に記録した、リカバリ領域(パーティション名:IBM_SERVICE)の開始点(3714)の一つ小さい値を指定します。

    リカバリパーティションの作成
    Command (m for help):n  <-- nと入力します。
    Command action
         e extended
         p parimary partition( 1-4)
        p <-- pと入力します。
    Partition number(1-4):4   <-- 4と入力します。
    First cylinder (3714-3875:default 3714): <-- 3714と入力します。
    Last cylinder or + size or +sizeM or +sizeK ( 3714-3875):3875  <-- パーティション削除前に記録した、リカバリ領域(パーティション名:IBM_SERVICE)の終了点(3875)指定します。

    論理パーティションは急ぎではないので、WindowsXPインストール後に、「ディスクの管理」から割り当てました。

    wq <-- 保存して終了。
    ここまで来たら、再起動します。
    ここで、最初のバックアップを取って置いたデータをリカバリします。
    また、リカバリ領域(パーティション名:IBM_SERVICE)についてはパーティションの開始位置、終了位置を替えていないので、そのまま利用できると思う。(たぶん)
    起動時にF11をおしてリカバリを開始し、WindowsXPのインストールを開始します。
     
  3. WindowsXPのインストール
    Windowsインストーラーに任せて、インストールを続けます。
    リカバリ領域からのリカバリでは、WindowsXPのプロダクトアクティべーションは不要でした。
    WindowsXPのインストール後は、Windows XP /Linux共通で使用する目的で作成したパーティションをフォーマットします。
    フォーマットは"FAT32"で行います。
     
  4. Linuxのインストール
    今回、TurboLinux 8 Serverを利用します。まず、WindowsXP環境で、インストールイメージをHDDに保存します。
    インストールイメージはWindows XP /Linux で共通で使う/dev/hda6(Dドライブ)に保存します。
    インストールイメージをDドライブにダウンロードします。
    今回、HDDよりインストールしましたが、FTPサーバーからのネットワークインストールも可能です。

    HDDにインストールイメージを保存したら、起動FD作成します。
    これを使って、PCを再起動する事でLinuxのインストールが始まります。
    もし、CD-ROMなどを持っていれば、インストールCD作成(Turbolinux 8 Server)を参考にしてCDを作る事をお勧めします。
    インストールはここを参照して下さい。ただし、HDDからインストールするとXの設定など一部設定しない項目もありまが、インストール後に設定できるので問題ありません。
     
  5. Linuxでの各種設定
    Turbolinuxのインストールが終わったら、いろいろと設定します。
    ここでの作業では、ソースコードをコンパイルする際に、カーネルのソースコードが必要となります。
    従って、インストールしていない場合は、先にインストールして下さい。
    また、カーネルを一度もコンパイルしていない場合は、カーネルの構築はしなくて良いので、一度 make menuconfigで画面を起動後、すぐにExitし、状態を保存して下さい。この作業が無いとコンパイル中にエラーが出る場合があります。以下の例は、無線LANのドライバの作成作業で発生しました。
    [root hostap-driver-0.1.2]# make
    Makefile:20: /usr/src/linux/.config: No such file or directory
    Makefile:38: WARNING: No kernel PCMCIA support found and PCMCIA_PATH is not defined
    Makefile:45: WARNING: Linux wireless extensions, CONFIG_NET_RADIO, not enabled in the kernel
    make: *** No rule to make target `/usr/src/linux/.config'. Stop.
    [root hostap-driver-0.1.2]# cd /usr/src/linux
    その他のデバイスに関しては未だ試してません。

以上で終了です。


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